Q02.事前混合処理工法の適用土質は?

A02.
事前混合処理工法の対象となる埋立土砂(母材)は、主に砂の含有量が80%以上の砂質土を対象としています。これは、母材によって処理土の工学的特性が著しく異なるためです。
最近では砂の含有率が60%程度の施工実績があり、従来と同様な設計・管理を行うことで品質が確保できることが確認されています。
ただし細粒分、粗粒分の多い土、シラスなどの特殊土は、一般の砂とは異なる性質を持つことが知られていますので、適用に際しては処理土の工学的性質を確認しておく必要があります。

2020年07月16日