Q08.事前混合処理工法の設計の考え方を教えてほしい。

A08.
①土圧低減効果、円弧滑り等の地盤の安定化としての目的の場合
処理土をc-φ材として取り扱い、主として安定材添加による処理土の粘着力の増加を期待し、構造物および地盤が安定するように処理土の強度(粘着力)を決定します。詳細は「事前混合処理工法技術マニュアル」を参照下さい。

②液状化防止としての目的の場合
液状化しない材料になるよう処理土の強度を決定します。一軸圧縮強さを処理土の強度の指標とし、その値は安全側を考慮して、100kN/m2以上とすることを標準としています。このときの安定材添加率は約5%を目安とすることができます。詳細は「事前混合処理工法技術マニュアル」を参照下さい。

2020年07月16日